おねまむBlog

娘がかわゆい毎日

ほぼ完母育児の感想 - 良かったこと・大変だったこと

母乳で育てるかミルクで育てるか。
度々議論を呼んでいる話題のように感じます。

どちらにするか、もしくは混合にするか。そもそもそれはお母さんの体質・お子さんの性格・生活スタイルなど様々な環境に左右されることであり、全てを希望通りにするのは難しいことです。とはいえこれから出産を控える方のなかには、大まかな方針を考え中の方も多いのではないでしょうか?

私はこれまで約1年間、ほぼ完母で娘を育ててきました。
どうしてそうしたのか、振り返ってみてどうだったか、私の経験が少しでも誰かの参考になったら嬉しいです。

私がほぼ完母で育てた理由

これは私が「面倒くさがりだから」という理由が一番大きいです。

自分の洗い物でさえ極力減らしたいタイプなので、3時間おきの授乳で毎回お湯を沸かしミルクを作り冷まし洗浄し消毒する、その過程を考えただけで大変そうで…

そうは言っても母乳が出るか出ないかは産まれるまで分からないので、もし出るのであれば母乳で育てたいな〜くらいの考えでした。

自宅からの近さで選んだ産院は母乳育児の指導やサポートが手厚く、そのおかげもあってか十分な量が出るようになったので母乳で育てることにしました。

母乳育児で良かったこと

調乳・洗浄・消毒の手間がない

前述した点ですが、やはりこれは大きかったです。
特に新生児期は3時間おきの授乳が必要なので、毎回準備片付けに時間を割かないで済んだのは助かりました。

お出かけの荷物が少ない

おむつ・着替え・タオルがあればお出かけできます。
YouTubeでお出かけバッグの中身を紹介している動画を見ると、ミルク関連の荷物が結構嵩張る印象なのでその点はラクだなと感じました。

ミルク代ががかからない

粉ミルクって結構いいお値段します。通販サイトをみてざっくり計算してみたところ完ミの場合だと1ヶ月1万円は超えてしまいそうです。

一方「授乳をしているとお腹が空くから食費がかかる」なんて聞いたことがある方もいるかもしれません。お腹が空くのは事実ですw ただ私の場合はいつもよりお米を多く盛る程度で、家計に影響があるほどではありませんでした。(これについては結構個人差がありそうです)

母乳育児で大変だったこと

授乳を一回逃すと胸が張って痛い

これは特に月齢が低い頃に感じていました。
3~4時間の間隔で胸が張る→赤ちゃんが飲む→張りが治る のリズムができているので、例えば用事があって夫にミルクを与えてもらう時などはだんだん痛くなってきてしまうので搾乳をしていました。

月齢が上がり授乳間隔が空いていくにつれてだんだん張りが弱くなってきて、朝晩2回の授乳になった今では12時間も空いているにも関わらず全く張りません。

※ちなみに搾乳機は圧倒的電動推しです

外出先での授乳室探し

私は授乳ケープがあったとしても人前での授乳に抵抗があったので、外出時は事前に目的地周辺の授乳室を調べていました。

外出と言っても赤ちゃん連れなので短時間のショッピングモールがほとんど。今は大体の施設にベビースペースがありますが、どのあたりに配置されているか前もって知っておくのは安心感に繋がりました。

粉ミルク拒否・哺乳瓶拒否

基本は母乳だけれど、自分が体調を崩した時や誰かに預ける時のためにミルクも併用したいと考えていました。

しかし幸いにも母乳をよく飲んでくれていたので必要な時だけにしかミルクを与えていなかったら、数週間ぶりのミルクに拒否反応を示されてしまいました。

哺乳瓶の乳首をおもちゃとして渡したり、確実にお腹が空いている時に飲ませてみたり、逆にお腹が空きすぎていない時に飲ませてみたり、色々試してみましたが全敗。

そろそろ離乳食を始めるタイミングだったので、もう諦めてご飯をたくさん食べてもらって授乳の回数を減らしていく方向にシフトしていきました。

子どもを預けてのお出かけは授乳と授乳の間に

そんな事情があるので私がたまに一人の時間をもらってお出かけをするのは授乳の直後から次の授乳までの間。ゆっくりお買い物をしたいけどタイムリミットが…といつも大急ぎでした。せっかくのリフレッシュのはずが毎回疲れて帰ってきていたような記憶です。(その分短い時間でたくさんのことをこなす達成感はありました!w)

母乳パッドが欠かせない

月齢が低い頃はうっかりすると下着がビチョビチョになるくらい漏れてしまっていました。生後半年を過ぎたあたりから胸が張らなくなってだいぶ軽減されましたが、時折染み出てしまうことがあるので外出時は必須です。

服装が制限される

朝晩2回の授乳になるまでワンピースは着ませんでした。トップスはめくりやすいものか前開きのものを選んでいたので、着たい服が着られないもどかしさがありました。

母乳育児予定の人にオススメの粉ミルク

粉ミルクを使用する頻度が週に一回もしくは不定期という方には、スティックタイプをオススメします。

なぜかというと、粉ミルク缶のパッケージには「缶は開封後1ヶ月を目安に使い切ってください」という表記があるためです。週一かそれ以下の頻度だと絶対に使い切れません。その表記に気づかず小さいミルク缶を買って、結局開封後1〜2回しか使わず無駄にしてしまったことがあります。

※捨てるのはもったいないので大人がココアやカフェオレを飲むときに使いましたw 粉ミルクそのままだと美味しく感じられませんでしたが、味をつければ牛乳の代わりになります。

我が家ではE赤ちゃんのスティックタイプを常備していす。ただ、これも1年間で2箱半しか使っていません。買い溜めはせずに必要な時に買い足すのことを推奨します。

結果、どうだった?

私の性格や生活リズムには合っていました。

ただもしミルクを使っていたら

  • 時間帯を気にせず他の人に子守りをお願いできる
  • 夜泣きの対応を夫に代わってもらえる
  • お出かけ中に授乳室がなくてもミルクをあげられる

など、ミルクならではのメリットもあったのかなと感じます。

よく言われていますがどちらにも良い面もあり大変な面もあり、合う合わないは各家庭によりけりです。どうかご自身に合ったスタイルが少しずつ見えてくることを祈ります。一緒に頑張りましょう!