スワドルアップ体験談 - 服装・ステージ移行・卒業方法について
朝までぐっすり寝てほしい
「夜間授乳 いつまで」
「赤ちゃん 朝まで寝る いつから」
「夜泣き いつなくなる」
産後まもない頃、こんなことばっっっかり調べていました。検索ワードは違えど同じようなことを調べている保育者の方は多いのではないでしょうか。早く夜通し寝るようになってほしい気持ちは皆同じですよね。
そう思って以前ネントレについて書いた記事がこちらです。今日はこの中で紹介したスワドルアップについて詳しく書いていきます。
スワドルアップとは
オーストラリア発祥のおくるみです。
おくるみというと大判の布でぐるぐる巻きにするイメージをお持ちかと思いますが、スワドルアップは着せるおくるみ。腕と足を入れてファスナーを上げるだけなので着脱がとても簡単です。
ダブルジップで下からも開けられるようになっているため、全部脱がさずにオムツ交換ができるのも嬉しいポイントです。
↓Amebloの記事ですが公式情報です。
スワドルアップってどう?
こればかりは赤ちゃんの好みや性格によります。(スワドルアップに限らず全ての育児用品に言えることかもしれませんね)
ただ我が家の娘には合っていました。嫌がらずに着てくれましたし、モロー反射が防げるため自分の動きにビックリして泣く回数が減りました。
- 19時になったらお風呂に入る
- パジャマに着替える
- 授乳
- スワドルアップを着る
- ベッドに入る
このルーティーンを毎日徹底して1~2ヶ月ほど経った頃には、スワドルアップを着ると寝る時間だということを理解してきたのか、ベッドに置いた瞬間から袖しゃぶりをして落ち着いている様子でした。
中には何を着せる?
まず、スワドルアップにはいくつか種類があります。
- オールシーズン用
- 春夏秋用
- 夏用
- 冬用
生地の薄さと柄が違うだけで、使い方は同じです。
↓商品一覧はこちら
そして公式サイトには服装の目安が載っています。
TOGは生地の厚さを表していて、1.0がオールシーズン用、0.2が春夏秋用と夏用、2.5が冬用です。
娘は秋生まれなので、オールシーズン用を購入しました。
中には短肌着+長肌着を着せて、寒さが気になるようになってからは厚めのロンパースを。さらに上からボアベストを着せていました。
冬は室温20度くらいになるように設定していて、掛け布団は使っていません。少し寒いかな?と思ったこともありましたが、足元が覆われていて保温性があるとのことで、背中も暖かくぐずってもいませんでしたので大丈夫そうだと判断しました。
※窒息防止のため、掛け布団含めベッドの中には何も置かないことが推奨されています。
夏は経験していないのですが、肌着1枚に夏用のスワドルアップを着せるのが良さそうですね。
ステージアップはどのようにするの?
赤ちゃんが寝返りをできるようになったら、スワドルアップステージ2に移行するタイミングです。
ステージ2は腕の部分がファスナーで外せるようになっている商品で、段階的にスワドルアップを卒業していくことができます。腕が包まれていなくても寝付けるように徐々に慣れさせていくんですね。
卒業の具体的な方法は?
生後3ヶ月頃からスワドルアップなしで寝たことのない娘。果たして無事卒業できるのだろうか…ととても心配でしたが、思っていたよりすんなりできました。
ステージ1→2へ移行したタイミング
寝返りをしそうな兆候が現れたときに移行しました。下半身をひねって、たまに体が横向きになるくらいのタイミングです。
袖外しのスケジュール
長い戦いになると思ってカレンダーに詳細を残していました。
ステージ2に移行して1週間
両袖とも外さずにそのまま使う。
ステージ1の時と変わらずの様子でした。
1週間と1日目&2日目
左袖のチャックを半分開ける。
いつもよりも左腕が動かしやすいことに気づいている様子でしたが、就寝は特に変わらずでした。
1週間と3日目&4日目
左袖を外す。
左手の布がなくなってしまったので、右で袖しゃぶりをしていました。
1週間と5日目&6日目
左袖を外す&右袖のチャックを半分開ける。
様子変わらず。
1週間と7日目〜
両袖を外す。
どきどきの瞬間でした。しかし袖がないことが気にならないようでそのまま入眠。寝ながら親指をしゃぶっていました。
心配していたよりすんなり袖が外せてよかった〜〜と一安心です。それ以降はスリーパーとして、袖なし状態で引き続き使っていました。
スワドルアップ卒業
両袖外しから4ヶ月後。ずり這いを始めた頃です。だんだん暑い季節になり、就寝中に頭に汗をかいていることがあったのでスワドルアップを着せずに肌着だけで寝かせてみました。いつもと違う感覚にびっくりするかな?と思いましたが全然気にしない様子ですんなりと寝てくれました。
これにてスワドルアップ完全卒業です。
まとめ
具体的な使用方法についてうまくお伝えできましたでしょうか。
中には嫌がって着てくれなかったという声も見かけましたので本当にお子さんによりかと思いますが、我が家にとってなくてはならないものでした。
この記事をきっかけに育児に励む皆様の睡眠時間が確保できるようになったら嬉しいです。